このエラーメッセージは、次のような場合に発生することがあります。
(A) ネットワークライセンスにおいて、ご登録のHostID(ホストID)とは異なる情報を
持つマシンにライセンスマネージャをインストールしている
(B) R2007b以前のインディビジュアルライセンスのUNIX/Linux版において
ライセンスファイルが正しくない
(C) ライセンスファイルにおいて次の行への継続を示す「\」(バックスラッシュ)の
配置や改行コードが適切に処理されていない
(D)マシンの日時設定が大幅に現在の日時と異なっている
【回避方法】
■(A)に該当する場合
ページ下部にある「関連ソリューション：アクティベーションとパスコード発行に必要となるHost IDまたはMachine IDの確認方法は？」を参考に、ライセンスマネージャのインストールを行っているマシンが、ご登録のHostID(ホストID)と一致することをご確認下さい。
ご登録のHostIDは、ライセンスパスコードおよび、インストール後のライセンスファイル中のコメント行において記述されています。
HostIDが 0123456789AB の例)
# BEGIN------cut here------CUT HERE-----BEGIN
# MATLAB license passcode file.
# LicenseNo: 123456 HostID: 0123456789AB
(省略)
インストール後のライセンスファイル保存先は、ページ下部の「関連ソリューション：MATLAB のライセンスファイルのファイル名と保存場所を教えてください。」にて確認下さい。
■(B)に該当する場合
MATLABバージョンR2007b以前のインディビジュアルライセンスのUNIX/Linux版では、ライセンスファイル
$MATLAB/etc/license.dat
は、次のようなフォーマットとなります。
# BEGIN------cut here------CUT HERE-----BEGIN
# MATLAB license passcode file.
# LicenseNo: 123456 HostID: ID=123456
SERVER matlabls ID=123456 27000
DAEMON MLM /usr/mat/etc/lm_matlab options=/usr/mat/etc/MLM.opt
(省略)
上記の例を参考に、SERVER行の3カラム目が ID= の記述となっていることをご確認下さい。
イーサネットカードのMacアドレス(例: 0123456789AB)とされている場合には、修正し、ライセンスマネージャの再起動を行ってください。
■(C)に該当する場合
「関連ソリューション：MATLAB のライセンスファイルのファイル名と保存場所を教えてください。」 にてライセンスファイルの保存場所を確認し、テキストエディタにてライセンスファイルを開き、次の行への継続を示す「\」(バックスラッシュ)の配置や、改行コードが適切に処理されていることを確認します。
例えば、次のような修正を行います。
[修正前]
[修正後]
■(D)に該当する場合
システムの日時設定を見直して下さい。
関連ソリューション：
MATLAB のライセンスファイルのファイル名と保存場所を教えてください。
アクティベーションとパスコード発行に必要となるHost IDまたはMachine IDの確認方法は？
