太陽光発電システムの最大電力追従制御のモデリングとシミュレーション
一般的に、太陽光パネルで発生する電力を最大限に取り出すために、最大電力追従制御(MPPT:Maximum Power Point Tracking)がよく利用されますが、その実現のために、DC/DCコンバータのデジタル制御技術が威力を発揮します。近年、開発期間短縮・コスト削減などの取り組みとして、開発初期の構想段階からシミュレーション技術を活用し、制御システム設計を机上検討することが求められています。
本Webセミナーでは、制御システム開発で幅広く利用されているMATLAB製品によるシミュレーション技術が、制御システム開発にどのように役立つのかを、具体的にデモを交えて説明します。
アジェンダ:
[1] 太陽光発電システムの概要
[2] 電気系プラントのモデリング (Simscape/SimPowerSystems)
太陽光、降圧型DC/DCコンバータ
[3] デジタルコントローラのモデリング (Simulink/Stateflow)
MPPT制御、PWM制御
[4] MPPT制御の固定小数点化 (Simulink Fixed Point/Fixed-Point Toolbox)
[5] MPPT制御の自動Cコード生成 (MATLAB Coder/Simulink Coder/Embedded Coder)
参加対象者:
太陽光発電システムの開発に従事されている方を対象
※本Webセミナーは、MATLAB EXPO 2011で講演された「DC/DCコンバーターのデジタル制御システム設計」と同じ内容です。
録画: 2012 年 2 月 28 日