ドキュメントページで​の情報の探し方を教え​てください

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MathWorks Support Team
MathWorks Support Team on 8 Sep 2021
MATLABを使い始めるにあたって、ドキュメントへのアクセス方法や、学習・エラー解決に役立つドキュメント活用方法について教えてください。

Accepted Answer

MathWorks Support Team
MathWorks Support Team on 11 Jan 2023
Edited: MathWorks Support Team on 11 Jan 2023
注:このページは日本語版のR2022bをベースに作成されています。
目次
  1. ドキュメントへのアクセス
  2. ドキュメントで分かること
  3. 情報の探し方
  4. 特定バージョンの情報
1.ドキュメントへのアクセス
ドキュメントページは、MATLABのウィンドウ右上にある「ヘルプ」ボタンや、コマンドウィンドウ上で「doc」というコマンドを実行して開くことができます。
また、ドキュメントにはWeb上からもアクセスできます。MathWorksホームページ上部の「サポート」を選択して開きます。
※Internet Explorerは動作保証外となっています。それ以外のブラウザの使用を推奨します。
2.ドキュメントで分かること
ドキュメントページには、関数の詳細やオプションの一覧、技術的なトピック、使用例などの情報が集約されています。ページは製品ごとにまとめられており、製品ページの下でカテゴリごとに情報が分類されています。
ドキュメンテーションの目次では、「カテゴリ」と「製品リスト」の二種類の表示を選ぶことができます。「カテゴリ」でリンクされているページには、ワークフロー・アプリケーションごとに、Toolboxの境界をまたいで収集されたページがまとめられています。「製品リスト」では、上記図の各Toolboxのページがリンクされています。
以下では、学習に際してよく参照される、トピック・関数(ブロック)・例題のページについて補足します。
・トピックのページ
ワークフローやアルゴリズムの解説が、サンプルコード等を含む一連の文章の形式で記載されています。
・関数・ブロックのページ
個別機能のドキュメントページは、ほぼ共通の構成で書かれています。例としては下記ページのような項目があり、特に学習やエラー解決においては、説明・例・入出力(パラメーター)に関する項目が有用です。
  • 説明:構文の説明や、機能の詳細が述べられています。機能の概略を掴みたいときはまずここを見ます。
  • 例:使用例がサンプルコードと共に記載されており、学習時に重宝します。
  • 入力引数:入力引数(オプション含む)について説明されています。次元や型、制約について確認する際に参照されます。
・例題のページ
実際に使用例を実行しながら、関数やブロックの挙動を理解することができます。
例題を探すときは、ページ上部の「例」をクリックし、直前に参照していた製品・カテゴリに関する例題の一覧に移動します。このほかにも、カテゴリや関数のページに例題のリンクが載っている場合もあります。
各例題のページの右上には、実行するファイルを開くためのボタンがあります。Webで開いたページであれば、「MATLAB Onlineで開く」か、「MATLABコマンドの表示」で出てきたコマンドをMATLABで実行します。
3.情報の探し方
上記のような個別ページが数多くある中から目的の情報を探す道筋として、代表的な「直接ジャンプする」「検索機能を使う」「カテゴリを辿る」の3つを紹介します。
・直接ジャンプする
目の前にある関数・ブロックの詳細を知りたい時は、関数名を右クリックして表示されるメニューやブロックダイアログから「ヘルプ」を選択することで、対象の解説ページに直接ジャンプすることができます。追加できるオプションを確認したい時や、例題での学習中に初見の機能が出てきた時などに活用できます。
    
・検索機能を使う
ドキュメントページおよびMATLABウィンドウの右上に、検索ボックスが設けられています。説明文やエラーメッセージ中に独特の語彙が出てきた時に、ドキュメント内で検索をかけて解説や用例を見つけることができます。
 
検索をかけると次の図のような結果が表示されます。数が多すぎる場合は、フィルターをかけて絞り込むことができます。
MATLABを起動していない時は、Google等のWeb検索エンジンも有用です。キーワードに「MATLAB」を加えて検索すると、ドキュメント内のページが上位に出てきやすくなります。
・カテゴリを辿る
ある程度やりたいことが決まっている場合は、関係しそうなカテゴリを辿っていく方法が使えます。カテゴリ単位でページがまとめられているので、網羅的に情報を得ることができます。
例えば、MATLAB本体の乱数に関する機能を知りたかったとすると、以下のようにドキュメントの階層を辿っていくことが考えられます。
  • 製品カテゴリから「MATLAB」を選択
  • 近そうな分野として「数学」を選択
  • 「乱数発生器」のカテゴリを発見
  • 関数の一覧や、それらを使用したワークフローのトピック群に到達
4.特定バージョンの情報
MATLABのドキュメント・製品は更新され続けているため、特定バージョンのドキュメントや、上位バージョンで追加・更新された機能を確認したい場面があります。その場合には、「ドキュメンテーション アーカイブ」と「リリースノート」を活用できます。ドキュメンテーションのホームに、それぞれリンクが設けられています。
・ドキュメンテーション アーカイブ
過去数バージョン分のドキュメントへのリンクがまとめられています。
※MATLABからヘルプを開く場合は、使用中のバージョンのドキュメントがもともと開かれるため、基本的にはWeb版で使用する機能です。
・リリースノート
変更のあった機能の概要がまとめられています。確認したい製品を選択して、変更一覧を表示できます。
  
 
関連情報
・これから、MATLABを使い始めるにあたって、活用できる情報・リソースは何がありますか?
・【MATLABを使い始めた方へ】疑問をその場で解決!ヘルプページの活用術

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