MATLAB、MATLAB Production Server、および MATLAB Parallel Server は、AWS、Azure、またはその他のクラウド環境の仮想マシンで使用できます。
利用可能なほとんどの MathWorks ライセンスオプションはクラウドで使用できますが、マシン固定のライセンス（Designated Computer）は例外であり、ローカルの物理コンピューターにインストールする必要があります。
クラウドは、さまざまなコンピューティングおよびストレージリソースへのアクセスを提供し、MATLAB でより多くのことを行うことができるようにします。ただし、クラウドインフラストラクチャを適切に作成および構成するには、各クラウドベンダーに固有のある程度の実用的な知識が必要です。MathWorks は、AWS と Azure の両方向けに開発されたリファレンスアーキテクチャを提供し、作成と設定の多くを自動化しています。AWS と Azure の MathWorks サポートの詳細については、こちら をご覧ください。
注: 専用ハードウェアと MATLAB を実行しているコンピューター間の物理的な接続を必要とするアドオンなど、一部の MATLAB アドオンはクラウドに適用できません。
■ Individual ライセンスおよび Campus-Wide License：
ライセンスは、クラウドで実行されているMATLAB で使用するように既に構成されています。
詳しくは以下のリンクをご参考ください。
直接 MATLAB をクラウド環境にインストールする場合、通常通りアクティベーションをして利用するか、あるいは、Login Named User に変換する（推奨）か、2種類の選択肢があります。
Login Named User につきましては、下記リンクをご参照ください。
・Login Named User (LNU) とは何ですか？ また、どのように使用しますか。
なお、一度 Login Named User に変換しても、通常の Individual ライセンスに戻すことが可能です。
・どのように Login Named User (LNU)から通常のインディビジュアルライセンスに切り替えることができますか
■ Concurrent ライセンス：
ライセンスサーバーをクラウド上に設定する必要があります。Login Named User に変換することはできません。
・Configure License Manager on Separate Virtual Machine
■ MATLAB Home および Student Version：
クラウドを使用することができません。
クラウド利用について以下のビデオでも詳細を説明しています。
・How to Run MATLAB in the Cloud with Amazon Web Services
・How to Run MATLAB in the Cloud with Microsoft Azure
ご不明な点等がございましたら、下記リンクからインストールサポート窓口へお問い合わせください。
